派遣社員

524mania

2007年04月07日 07:04

大好きなドラマ【ハケンの品格】が最終回をむかえてしまいました

いくら超Aスキルとはいえ、やり過ぎだろうって笑えたけど、最後は派遣社員の本当の辛さを教えてもらった気がします。

私は沖縄に戻ってきて5年ほど派遣社員をやっていました。一番の理由は、正社員での仕事がなかったから。「とりあえず」で始めたハケンですが、いろんな職場・業界を経験でき、知らないことだらけだった若かりし日の私はハケンにはまっちゃいました

派遣先にも恵まれました。契約終了から数年経った今でも、個人的なお付き合いを続けていただいています。
派遣社員に対するイジメや、偏見などもありませんでした。(感じなかっただけなのか?!)でも、ハケン仲間の話を聞いていると、会社の名前だけで仕事をしているような、大企業の正社員ほど、派遣社員をいじめる方が多いです。「ハケンの品格」でそこをズバっとついてくれたので、とてもとても爽快でしたでも、該当する方は自分のことだと気付かないのでしょうね

派遣先によっては、暇な時は一日中やることがありません。最初は「楽してお金がもらえる」とうはうはでしたが、ある程度の経験を積むと非常に物足りなくなり、意を決して契約更新をお断りしました。
仕事はいまいちだったけど、人間関係に恵まれていたので、お別れが辛く、何度も泣いたし、後悔もしました 
今までも同じようなことを何度も経験してきて平気だったのに、この時は違いました。ハケンの一番の辛さは、その立場や待遇ではなく、親しくなりすぎた社員とのお別れだったんですね。「またいつでも会えるじゃん」、では済まされない辛さでした。



今では、新天地で正社員としてイヤイヤ言いながらも幸せに働いています。仲間にも恵まれています。尊敬できる上司がたくさんいます。




【ハケンの品格】最終回を見て、昔のことを色々思い出しました。そう、私はこれで良かったんだ。

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